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X線の高吸収・低吸収、MRIの高信号、低信号

X線の高吸収・低吸収、MRIの高信号、低信号

覚え方

X線(CTも含む)の「高吸収・低吸収」とMRIの「高信号・低信号」は、画像の写り方(色)において対応している。すなわち、

X線MRI
高吸収域白く写る高信号白く写る
低吸収域黒く写る低信号黒く写る

ところで、なぜ高吸収・高信号だと白く写り、低吸収・低信号だと黒く写るのか。
この点については、X線のほうがMRIよりも覚えやすい。そこで、まずX線についてその理由を押さえれば、MRIも覚えられる。

X線の高吸収・低吸収

いわゆる単純X線写真で、そもそもなぜ骨は白く写っているのか。
骨は白いから白く写っているのではない。
骨はX線を吸収してしまうので、X線がフィルムに届かない(これを高吸収という)。X線がフィルムに届かないと白く写ってしまうのである。
では、肺の中はなぜ黒っぽく写っているのか。
撮影時に深呼吸すると、肺の中は空気でいっぱいになる。
空気は、X線をほとんど吸収せずに、X線は空気を通過してしまいフィルムに届いてしまう。X線がフィルムに届くと、黒く写ってしまうのである。
ところで、骨や空気だけではなく、水や脂肪の写り方も大事なので以下に図示する。

高吸収←→低吸収
脂肪 空気

水と脂肪は吸収度合いにおいて真ん中に位置するので「灰色」っぽく写るが、水は骨の方に近いので「白味がかった灰色」、脂肪は空気に近いので「黒味がかった灰色」ということになろうか。
この理は、X線を用いるCTも同様である。

MRIの高信号・低信号

MRIの高信号は、X線の高吸収に対応して、白く写る。
また、MRIの低信号も、X線の低吸収に対応しており、黒く写る。
両者セットで覚えると覚えやすい。
但し、MRIで注意が必要なのは、T1強調像とT2強調像で写り方が異なる点である。
例えば、水は、T1強調像だと黒く写るのに(低信号)、T2強調像だと白く写る(高信号)。
構造物の写り方について以下に図示する。

T1T2
灰白質 灰色灰色
白質
骨皮質
脂肪
空気
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