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感度と特異度

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感度と特異度

はじめに

若い勤務弁護士の皆さん、感度・特異度という言葉の意味、ちゃんと理解してますか?
医学文献を読んでいると、頻繁に目にする言葉ですが、頭の中は混乱してませんか、大丈夫ですか?
この言葉は、必ず理解してください。そして、正確に理解してください。

世界一分かりやすい、「感度、特異度」の覚え方

感度の良い検査とは

「癌の人を、正しく”癌である”と診断することができる」可能性が高い。

逆に言えば、

「癌の人を、誤って”癌ではない”と誤診してしまう」可能性(偽陰性率)が低い。

検査を意味します。

特異度が良い検査とは

「癌ではない人を、正しく”癌ではない”と診断することができる」可能性が高い。

逆に言えば、

「癌ではない人を、誤って”癌である”と誤診してしまう」可能性(偽陽性率)が低い。

検査を意味します。

整理すると

感度とは、如何にして、「病人を見つけ出すか」、という問題であり、

特異度とは、如何にして、「健康な人を除外できるか」、という問題です。

議論の実益

なぜ、感度、特異度をちゃんと理解する必要があるかというと、多くの検査では、この両者の間にtrade-offの関係が成り立つ傾向があるからです。

すなわち、感度が良い検査は、特異度が悪く、
特異度が良い検査は、感度が悪い。

この両方が優れている検査は少ない。

ということになります。厄介ですね。

だから、様々な検査を行って総合的に診断することが重要になるんです。

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