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コイル塞栓術

コイル塞栓術

脳動脈瘤

・脳動脈(特に分岐部)にできる血管のふくらみ、脳動脈の中膜が先天的に欠損しているところに、高血圧や動脈硬化などの後天的な要因が加わって、形成される。

・無症候性のことが多いが大きな動脈瘤になると神経圧迫による症状を呈することもある(症候性)

・脳動脈瘤の破裂はクモ膜化出血の原因となりうる。
→死のリスク高い(30~50%)。発症率の問題。

・好発:40~60歳

・散瞳、複視、眼瞼下垂、視力・視野障害などが見られる。

・MRA,CTで動脈瘤が確認できる→未破裂動脈瘤(症候性)

・自覚症状なく脳ドックで発見されるケース(無症候性)

・治療:脳動脈破裂(クモ膜化出血)を予防する。
①症候性:動脈瘤頸部クリッピング術
②無症候性:保存的治療:経過観察、血圧コントロール、生活習慣改善
*瘤径が5~7ミリを超えるものや不整形の瘤などは破裂の危険が大きい為手術(頸部クリッピング術、コイル塞栓術)を検討

・好発部位:内頸動脈の灌流域(ウィリス動脈輪)(90%)
①内頸動脈―後交通動脈分岐部②全交通動脈③中大脳動脈分岐部

破裂の危険因子

5~7ミリ以上
脳底動脈先端部、全交通動脈、内頸動脈―後交通動脈分岐部
不整形、多房性、blebを伴うもの、動脈瘤の長さ/首の長さ(D/N)の大きいもの
複数あるもの、多発性
高血圧、禁煙、多発性嚢胞腎
クモ膜化出血をきたした動脈瘤に合併したもの
家族にクモ膜化出血の既往歴

治療方針の決定

①余命が10~15年
かつ
②動脈瘤の大きさが5~7ミリ以上 
又は
①症候性②脳底動脈先端部、全交通動脈、内頸―後交通動脈分岐部③D/N比が大きいもの、不整形、blebあり
の場合は、手術の検討
→開頭:動脈瘤頸部クリッピング術
血管内:動脈瘤コイル塞栓術
でない場合は、経過観察
→破裂リスクの軽減(高血圧、喫煙、酒)
半年~1年ごとの画像(MRI,CTA)による経過観察

開頭動脈瘤クリッピング術

開頭し直接動脈瘤をクリップで挟んで止血する術式
直接病変を治療する→確実性が高い、血腫の除去も可
侵襲性が高い→重症患者、高齢者に不向き
⇒合併症
頭蓋内出血、脳梗塞、手術による脳損傷

動脈瘤コイル塞栓術

血管内手術により脳動脈瘤を治療する低侵襲な治療法
開頭せずに治療→重症患者、高齢者でも可、脳損傷リスク低、後遺症少
D/N比が2未満、大型巨大、血栓化動脈瘤の場合は根治治療が難しい

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