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肺腺癌

肺腺癌

肺腺癌とは

肺腺癌とは、肺の腺細胞(気管支の線毛円柱上皮、肺胞上皮、気管支の外分泌腺など)由来の癌である。

症状

肺癌一般に起こる症状としては、血痰、胸痛、せき、息切れ、声のかれ、顔や首のむくみ、疲労、食欲不振、体重減少など、風邪の症状に似た症状が発症する。

腺がんは、肺の1番外側の胸膜など肺の末梢に発生しやすいので、罹患初期は、せきや痰などの症状がでることは少ない。腫瘍の大きさが大きくなってくれば、せきや血痰が出るようになり、胸膜から胸腔にがん細胞がこぼれて胸水がたまったり、胸壁に浸潤したりして胸痛が起こることがある。

原因

喫煙が最大の危険因子である。90%を超える患者で喫煙と関係している。日本人男性の喫煙率は50%を超えており、欧米男性の約2倍と極めて高い。

例え禁煙しても、肺癌細胞が減少するまでには長い年月(20~30年)を要し、リスクは長期間存在する。

アスベスト曝露は、特に喫煙者で胸膜中皮腫(胸膜の腫瘍)と他の肺癌に強く関連している。ラドンへの曝露も危険因子である。

診断方法

胸部X線写真や胸部CTによる画像診断と喀痰細胞診が中心となる。
また、気管支鏡検査、腫瘍マーカーなどにより診断される場合もある。

治療方法

病期Ⅰでは、外科的手術が推奨される。治癒の可能性は70%。

病期Ⅱでは、外科的手術に続いて、アジュバント化学療法を行う。治癒の可能性は50%。

病期Ⅲでは、通常は同時併用放射線化学療法を行い、患者によっては外科手術を行う。治癒の可能性は15%未満。

病期Ⅳでは、姑息的化学療法を行う。治癒することはないが、生存期間およびQOLを改善する。1年生存率は40%

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