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常位胎盤早期剥離

常位胎盤早期剥離

常位胎盤早期剥離とは何か?

常位胎盤剥離とは、正常に付着した胎盤が胎児分娩前の妊娠後期において子宮壁から時期尚早に分離し、出血に起因する重篤な症状を引き起こす病気である。
急性で生じ、子宮胎盤血流の大半を崩壊させた場合には、胎児死亡を引き起こす可能性がある。

常位胎盤早期剥離の症状

胎盤剥離が起こると、以下のような症状がみられる。
①胎盤裏側への出血
②胎児の虚血
③胎児の発育遅延

常位胎盤早期剥離の原因

発生機序は不明である。考え得る危険因子としては、以下のようなものがある。
①高齢出産
②母体の高血圧
③胎児奇形
④母体の腹部外傷
⑤胎盤早期剥離の既往
⑥切迫早産
⑦喫煙
⑧麻薬の使用
など。

診断方法

①臨床所見

出血や下腹部がおこる。

②検査所見

血液検査妊娠後期の播種性血管内凝固症候群が見られる。
胎児心拍モニタリングでさざなみ様の陣痛図、遅発一過性徐脈が見られる。
超音波検査で胎盤の肥厚像や辺縁の盛り上がりなどを見る。

治療方法

①緊急性を有しない場合には、安静にしておくことで改善が見られる。
②出血が止まらない場合には早急な出産をさせる。
③新鮮凍結血漿や濃厚赤血球の輸血を行う。

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