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CRPS(複合性局所疼痛症候群)、RSD(反射性交感神経性ジストロフィ)

CRPS(複合性局所疼痛症候群)、RSD(反射性交感神経性ジストロフィ)

CRPS(複合性局所疼痛症候群)とRSD(反射性交感神経性ジストロフィ)

複合性局所疼痛症候群とは、軟部組織か骨の損傷後に、または神経損傷後に発生し、原組織損傷と不釣り合いな強度および期間で持続する慢性神経障害性疼痛である。
神経損傷のない組織損傷(Ⅰ型)は反射性交感神経性ジストロフィとして、神経も巻き込んだ損傷(Ⅱ型)はカウザルギーとして知られていた。

複合性局所疼痛症候群の症状

① 原組織損傷と不釣り合いな強度および期間で持続する疼痛
② 自律神経性変化(発汗、血管運動異常など)
③ 運動異常・萎縮性変化として振戦、筋力低下、手や足の機能低下、協調運動障害、ジストニア、爪・毛の変化、関節拘縮、皮膚萎縮、軟部組織変化。

複合性局所疼痛症候群の原因

病理生態は不明である。
骨折、捻挫、やけど、手術などの医療行為による骨や筋肉組織の損傷、神経の損傷が契機となり起こることがあるが、特に先行する損傷がなくとも起こることがある。

複合性局所疼痛症候群の診断

診断は臨床的に行う。標準的基準として、疼痛、アロデイニア、痛覚過敏の発生が基準となる。

複合性局所疼痛症候群の治療

薬物療法、理学療法、作業療法 、交感神経神経ブロック、交感神経切除術
など。

裁判例

①名古屋地方裁判所平成19年4月26日判決

右足親指陥入爪の切除を受けた患者が、医師が手術に関する説明義務を怠り、適応のない術式の手術を行い、手術中に神経を損傷し、手術後においても適切な治療を怠ったことが原因となり反射性交感神経性ジストロフィー等を患ったとして損害賠償を求めたが請求が棄却された事案

②東京地方裁判所平成20年5月21日判決

原舗装工事による凹凸により転倒し、右上肢が反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)に罹患したとして、原告が工事施工者である被告会社に対し、損害賠償を求め、被告保険会社に対し、自動車総合保険契約の人身傷害補償条項に基づく保険金の支払を求めた事案。
被告会社には、本件事故現場に投光器等の転倒防止の措置を講じる注意義務があったにもかかわらずこれを怠った過失を認め、原告のRSD発症と本件事故との相当因果関係を認めた。

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